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6月10日号


地域公共交通活性化計画、新たに認定
道内1-3月期の一般トラック経況
全ト協調査で全国の経況感大幅改善へ
エコカー補助金申請受付件数
東北海道いすゞの薬液噴射装置が口蹄疫対策に注文急増
ブロードリーフが新ソフト発売
道運輸局、貸切バス対象に重点監査を実施

週間ニュースの詳しい内容は
本紙に掲載しております!!


定期点検整備
実施に国の強制力
低年式車
拡大に対応
下平専務(日整連)要請を示唆
点検で売上減に歯止め

 2日に開かれた北海道自動車整備連合会(薄浩志会長)の平成22年度通常総会に、日本自動車整備連合会(日整連、坪内恊致会長)の下平隆専務が出席し席上、「減少する整備売上高に歯止めをかけると同時に、低年式車に対する適切な点検整備を行うためにも現行の定期点検を強制力のある制度に見直すことを国に働きかけたい」として考えを表明、定期点検促進を改めて事業の柱とすることを強調した。

道内新たに17件認定
地域公共交通活性化計画
 
 乗合タクシーやコミュニティバスなどを導入して、公共交通の活性化に取り組む地域を総合的に支援する「公共交通活性化・再生総合事業」の2010年度公募で、道内から17件、全国で194件の計画が新たに認定された。今年度認定された道内関係分の新規案件は、苫小牧市協議会が計画している路線バス・コミュニティバスなどの調査事業10件(全国82件)と、厚真町協議会が実施するデマンド型サービスの実証運行など計画事業7件(同112件)。
 昨年度までの対象事業は、継続事業を含めて道内では当別町、ニセコリゾートなど17件(地域)、全国では433件同)。今年度、道内で「調査事業および「計画事業」に認定された地域は次の通り。
 ▽調査事業=苫小牧市、芽室町、白老町、清水町、網走市、名寄市、本別町、北広島市、美唄市、南幌町。
 ▽計画事業=新冠町、厚真町、日高町、平取町、留萌市、美深町、恵庭市。

経況7期ぶり下降 道運輸局
道  内
1-3月期
一般トラック
 
 道運輸局がまとめた道内のトラック事業の経営概況によると、今年1〜3月期の一般トラックの経営状況感(経況DI)は、前期(09年10〜12月)のDI(マイナス9ポイント=以下P)を25P下回るマイナス34となり、7期ぶりに下降に転じた。輸送状況は回復しつつあるが、運賃が横ばいで推移、燃料価格が値上がり傾向にあるためだ(経況感は、前年同期に比べた営業利益の状況)。

全国の景況感
大幅に改善へ
全ト協調査
 
 一方、全日本トラック協会によると、全国のトラック運送業界の1〜3月期の景況感(速報)は、燃料高によるコストへの影響が出てきたものの、貨物量の顕著な回復から、北海道を除くすべての地域で輸送数量、営業収入が大幅に改善し、営業利益も持ち直した。

エコカー補助金
364万台受け付け
2日現在
 
 次世代自動車振興センターのまとめによると、6月2日現在の環境対応車購入補助制度(エコカー補助金)の申請受け付け・交付決定状況(自家用車分)は、申請受け付け件数が約364万台(5月27日時点=約315万台)で、交付決定件数は276万2270台(同=274万8008台)となった。

口蹄疫対策に注文急増
東北海道いすゞの「薬液噴射装置」
運転席で操作、各車輪消毒
 
 家畜伝染病の口蹄疫が宮崎県で発生以後、東北海道いすゞ自動車(本社=帯広市、薄健社長)が販売している車両に乗ったままスイッチ一つで各車輪に消毒液を噴射する自動車用薬液噴射装置クリンフット≠フ受注が急増している。
 クリンフットは10年前に本別で発生した口蹄疫を受け同社が開発した製品。一度家畜伝染病が発生すれば、牛乳集荷業者や家畜運搬業者のトラックが家畜施設に進入する際、家畜に感染する病原菌の拡大を防ぐための処置として、乗り入れるトラックや乗用車などのタイヤ消毒を1本1本手作業で行っていた。しかし1日に数十件の農家を回る輸送業者にとってはこの消毒によるロスタイムが大きく非効率的なことから、車両に乗ったまま一気に消毒できる装置があれば便利との声から同社が8年前に開発したもの。
クリンフット

流通情報で生産指示
ブロードリーフ パーツ業用ソフト
色で選別 判断容易に
 ブロードリーフ(東京都品川区、大山堅司社長)は、自動車リサイクル業者向けの総合業務支援ソフトRC.NS=iアールシードットエヌエス)を開発、7月上旬から発売すると発表した。新商品は現行の「リサイクルセブン(RC7)PRO」を進化させた後継ソフトで、同社が持つ膨大な車両及び部品情報を活用することで機能を拡充、利用者の業務効率化や販路拡大につながるシステムに進化させた。
 商品の対象はリサイクルパーツの生産業者及びその部品を購入し再販する販売業者などで、導入することにより全国の自動車関連業種1万2千拠点が活用するパーツステーションNETでの取引が可能になる。特長は部品の販売業務に特価した現行のRC7に対し、同社が持つ車両及び部品のデータベースを駆使し使用済み車の入庫から生産部品の検討、商品登録、販売管理などの基幹業務全般の機能を強化した点。
ブロードリーフ

点検整備の実態など把握へ
貸切バス対象に重点監査
 
 北海道運輸局は、6月を貸切バス事業者に対する重点監査月間として、管内7支局の担当部署を動員し定期点検整備や過労防止対策の実施状況の実態把握や、社会保険等の加入状況などの確認に乗り出した。

 国土交通省は、2007年2月18日に発生したあずみ野観光バスの死傷事故(死傷者27人)を教訓に、バスやトラック、タクシーなど運送事業者に対する重大事故の未然防止に向けた取り組みに着手。その一環として、07年度から毎年6月を重点監査月間に設定、重点監査を実施している。
 初年度は貸切バス事業者、10年度は3年以上監査を受けていないタクシー事業者、昨年度は許可基準の最低車両数(5台)割れの事業者を対象に、営業行為に違法性が疑われる事業者(所)の指導を強化している。
 今年、貸切バス事業を対象に取り上げた背景には、道内でも昨年、駐車中のバスのエンジンが発火した事例をはじめ車両の火災事故が全国的に続発していることや、車検切れ車両の運行、点呼を怠ったり過労運転の疑いある運行など、法令違反を犯している事業者が後を絶たないためだ。また、07年度に行った重点監査のフォローアップとしても実施する。