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5月12日号


被災車移動にNGP北海道の4社が仙台へ
10年度道運輸局管内の認証工場新規・廃止状況

3月および10年度自動車メーカー各社の生産・販売・輸出実績
帯整振・帯自協の専務理事に葭谷勉氏
次世代車普及へ自動車メーカー各社がインフラ整備
丁酉会札幌支部、」21日に懇親会
旭川トヨペットのハイエースフェアに予想上回る来場者

週間ニュースの詳しい内容は
本紙に掲載しております!!


4月の新車
販売台数
道内減少、全国上回る
回復は「秋口」の声も
北見登録71.6%減
 
 新年度の新車販売は、記録的な下落率を示した昨年度末の落ち込みをさらに下回る厳しいスタートになった。4月の国内の新車販売台数は、年度末として過去最大の落ち込み幅を示した3月(35%減)をさらに下回る前年比47.3%減(軽含む)で、道内は国内よりも低い48.7%減に下落した。自動車各社の生産ラインは動き始めてはいるものの稼働状況はフル生産時の半数程度と低く、その分、新車供給が追いつかない状況が続いており、販売回復までにはなお時間がかかりそう。
 一方、道内は国内の落ち幅よりもさらに大きくなった。道内は前年比48.7%減の8,839台(含む軽)と国内と同様、減少幅は3月(30.8%減)よりも拡大している。
 地域別(自販連加盟販社分)でも、登録車は北見の71.6%減を筆頭に函館の64.4%減、釧路60.4%減など目を覆いたくなるような数字が並んでいる。また軽自動車も登録車ほどではないものの帯広48.1%減、室蘭44.0%減など減少幅は大きい。
 また販売店単位では、前年比5割前後の減少幅を示すところが多く、中には販売台数が前年の2割にも満たないディーラーも出ている。現状はこうした状況がいつまで続くかが分からず、現場からは「秋口まではダメ」などと厳しい見方も聞こえている。
被災車移動に活躍
NGP北海道の4社
仙台へクレーン車
NGP北海道
 
 東日本大震災の被災地復興に向け津波で流された家屋や車の撤去作業が急ピッチで進む中、NGP日本自動車リサイクル事業協同組合(大橋岳彦理事長)北海道支部(福田健志支部長)の会員4社も宮城県に入り、海沿いの若林区で広範囲に散在している被災車を撤去する作業を行った。

中販業の取得倍増
10年度 認証工場新規・廃止状況
道運輸局管内 廃止は前年比4割減
 
 北海道運輸局がまとめた認証工場の新規・廃止状況調査によると、昨年度(2010年度)に道内で認証資格を新たに取得、また廃止した件数はともに09年度件数を下回った。増えていた認証廃止も落ち着き、10年度は09年度に比べ4割減に落ち着いた。一方、一時急増した新規件数も減少しているが、自動車販売業の取得が前年よりも倍増、出身業態別では専業に次ぐ多さだった。
 昨年度の認証工場の新規取得件数は72件で09年度(83件)よりも少なかった。新規は未認証工場に対する取り締まりの強化から、07、08年と件数が100件を超え09年も83件、昨年度は72件と減っているが取得件数は比較的高くなっている。
 取得を業態別にみると最も多いのは専業としての申請の24件で次が中古車販売業など「自動車販売業」の13件だった。販売業は前年の6件から倍増、業種としての認証取得が進んでいる。次が未認証対策以降の取得が目立つ「車体整備業」のほか、「部品・用品販売業」がともに7件、また「ガソリンスタンド」と「運送業」が4件で続く。また車検代行業の取得も3件あった。

国内生産大幅に減少
└―3月 自動車各社―┘
震災で操業停止が響く
 
 自動車メーカー各社の3月及び10年度の生産・販売・輸出実績が出そろった。東日本大震災の影響から3月の国内生産は各社とも軒並み大幅減少を示し、これまでで最高となる下落幅を示したメーカーも出ている。一方、10年度は各社とも海外生産が好調に推移、前年度実績を上回っている。
自動車メーカー9社 2010年度の生産・販売・輸出実績
  国内生産 海外生産 道内販売 輸出
トヨタ 3,003,845 (93.7%) 4,338,410 (106.5%) 1,407,141 (91.7%) 1,698,283 (103.3%)
日産 1,072,590 (104.6%) 3,142,369 (133.2%) 600,202 (95.3%) 681,139 (130.4%)
ホンダ 912,307 (101.2%) 2,664,055 (110.9%) 608,480 (91.9%) 310,254 (134.9%)
マツダ 666,992 (104.7%) 410,502 (130.1%) 205,885 (93.2%) 719,446 (110.8%)
三菱 663,320 (129.2%) 522,403 (121.7%) 163,470 (95.8%) 472,143 (159.9%)
スズキ 994,223 (103.7%) 1883,777 (118.8%) 588,395 (94.6%) 268,374 (124.8%)
ダイハツ 619,063 (92.0%) 169,900 (143.5%) 573,999 (95.0%) 32,171 (62.2%)
富士重工業 458,788 (101.3%) 164,773 (157.9%) 166,371 (93.0%) 329,912 (118.1%)
日野 98,438 (127.1%) 12,019 (381.9%) 30,008 (115.8%) 70,333 (137.4%)
※数字はいずれも速報値 カッコ内は前年比

専務理事に
葭 谷 勉 氏
帯整振・帯自協
 
 帯広地方自動車整備振興会・帯広地方自動車事業協同組合(鈴木享会長・理事長)は先月26日、第2回臨時理事会を開き、4月4日に急逝した角張博専務理事の後任に葭谷勉常務理事の昇任を決めた。
 また、両団体事務局次長に野月敦麿業務課・情報管理課課長、組合総務部長に三保雅則組合経済課長をそれぞれ選任し、事務局体制の強化を図った。

次世代車普及へインフラ整備を加速
自動車メーカー各社
EV、FCV燃料供給設備
 
 電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)など次世代車の普及に向けた技術提携やインフラ整備が自動車メーカー各社で進んでいる。トヨタ自動車は非接触型充電の実用化に向け米国企業と技術提携したほか、日産自動車は急速充電設備のネットワーク構築に向け自治体とコンビニとの間で連携協定を締結、またホンダはFCVの燃料となる水素ステーションを埼玉県内に設置することを発表するなど、次世代車の普及拡大に向けたインフラ面の整備が着々と進展している。
 
トヨタ
EV対応の非接触充電
米国企業と技術提携
 
 トヨタは、車と充電設備をコードで結ぶことなく充電できる非接触充電の実用化に向け、同技術の開発を行うワイトリシティ・コーポレーション(本社=米国マサチューセッツ州)と技術提携に合意したと発表した。
 非接触の充電技術は充電器(送電側)と機器(受電側)とをコードで接続することなく、ワイヤレスに電力を伝送する技術。提携したワイトリシティの同充電技術は共鳴方式と呼ばれ、携帯電話の充電器等で実用化されている電磁誘導方式に比べて、充電器と機器の距離が大きくなっても高い効率で電力を伝送できる特長がある。
 同社では共鳴方式の充電方式が車両に適していると見ており、早期の実用化を目指す。開発が進めば今後投入するプラグインハイブリッド車や電気自動車でも、自宅や駐車場に埋め込んだ充電器に車を近づけるだけで受電でき、充電時の利便性を飛躍的に向上することが可能になる。
トヨタ
 
日産
急速充電設備のネット網
佐賀県・コンビニと連携
  日産リーフ
 日産自動車は、EVの充電がいつでも誰でも可能となる「24時間EVユビキタスネットワーク(EVユビキタス)」の構築に向け、佐賀県とファミリーマートと連携協定を締結した。
 佐賀県ではEVの日産リーフを7台導入したほか、ファミリーマートは同県内7カ所の店舗に日産製の急速充電設備を設置。先月20日には3者の代表者が出席した締結式が行われ、EV普及に向けた取り組みの推進を確認した。
 今後は協定に基づき充電網整備とEV普及促進に向け3者それぞれが役割を果たす。充電設備では、佐賀県が県内に必要十分な急速設備を設置するほか、ファミリーマートは設置場所の提供と利用料徴収など機器運用のへの協力、日産は急速充電器の供給と関連情報の提供を行う。
 このほか県ではEVの試乗体験を通じたPR活動や購入補助制度創設の検討、県内市町村への導入を働きかける方針。
 
ホンダ
FCV燃料の水素基地
埼玉県庁に設置を計画
  ホンダ
 ホンダは埼玉県と共同で取り組んでいる次世代パーソナルモビリティー(個人向け移動手段)の実証実験の一環として、同県庁の敷地内に「ソーラー水素ステーション」を設置する計画を先月発表した。
 今回の実験で使用する同社燃料電池車の「FCXクラリティ」には新たに、一般家庭2世帯分の使用電力(5kw)に相当する10kw以上の外部出力が可能な電源機能を装備する。これにより同車はCOを一切排出しない移動可能な発電設備としても活用することが可能になる。また水素基地の県庁設置、及び実験で使うクラリティの電源機能の装備を本年度中に終えたい意向。
 ホンダと埼玉県では環境分野の協力で協定しており、将来の低炭素社会実現に向けた実験を実施。今回の取り組みはこの一環で、ステーションの技術的課題や実際の都市環境下での運用など、FCVを活用し様々な検証を行う。

21日に札幌支部
懇 親 会 を 開 催
=丁酉会=
 北海道自動車短期大学の同窓会「丁酉会」札幌支部(佐藤公男支部長)は今年度の支部懇親会を今月21日午後6時30分からホテルライフォート札幌で開催する。
 参加は佐藤支部長(090―2697―5958)、抽選会協賛は蜴=i090―8270―8292)まで。

多様な用途を提案
旭川トヨペット
ハイエースフェア賑わう
ハイエースフェア
 
 旭川トヨペット(松尾俊彦社長)のアクセル大雪店(平子隆裕店長)は先月23、24の両日、「ハイエースフェアin大雪店」を開催、予想を上回る来場者で賑わった。
 同店では、ハイエースならではの種々な使い方を広くユーザーに知ってもらおうと、07年から春・秋の年2回フェアを開催しており今回で9回目。店舗内外にアルペジオ、ニーズ札幌、モデリスタのほか、今回加わったトヨタ車体などのハイエース特別架装車10台をはじめスポイラーなどの特別装備を付けたアルファード、ラクティス、更にはナビで360度確認できる全周囲モニターの特別装備を付けたプリウスの試乗車それぞれ1台ずつ展示した。
 特に今回は、アルペジオとトヨペット店が意見を集約して一緒に製作したキャンピングカー“フォレストキャンディ”(トヨペット特別仕様車)が目玉商品。この車は、キャンディのキャンピングカーがベースで、テーブル、椅子、カーテンなどの内装色を森林をイメージした安らぎの室内空間となるよう緑色(トヨペットのグリーンカラー)にした。また、トヨタ車体の特別架装車のデモカーのほか、従来の自転車、スキー、ボードなどアウトドアに欠かせない用具類を収納し、降ろしたあとはベット、テーブルなどに使えるよう工夫したハイエースを展示した。