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タイヤ
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11月21日
第2353号


国交省 自動車の安全性図り新基準を策定
自販連札幌 室蘭支部と初の合同代表者会議開く
富士重工業 オイル劣化による火災発生に注意呼び掛け
石井産業 ゴミゼロ塗装提案へ体験講習会実施
道運輸局 冬の踏切事故防止キャンペーンで出発式
道運輸局 優良事業者としてCS認定店取得工場をHPで紹介

週間ニュースの詳しい内容は
本紙に掲載しております!!


顧客囲込へ「AIRあんしんパック」付与
AIRブランド保険
会員支援で新商品
道ブロック合同戦略会議で発表
 
 収保1000億円と会員5,000社の目標必達へ損害保険ジャパンの整備代理店組織AIRジャパン(丹野司会長)が、会員工場の顧客囲込みを後押しするAIR工場オリジナル保険「AIRあんしんパック」サービスを新開発、任意保険の契約者に対して同会工場がフロントガラスなどの修理・交換に対応した同保険を贈る新たな取り組みを開始する。保険料率改定で石飛などによるガラス交換は1等級ダウンに変更されており、独自サービスは顧客からの支持を集めそう。 AIR道ブロック
 12日に開いた道ブロック(後藤敏章ブロック長)役員会及び損保ジャパンとの合同戦略会議で正式に発表した。
 あんしんパックは、AIR工場で損保ジャパンの自動車保険に加入した顧客に対して、販売した工場のみで対応できるフロントガラスとキーシリンダーの交換・修理に限定したサービスをプレゼントするもの。その際、会員工場では1件当たり500円を負担する。また顧客はサービスを利用する時に3,000円を負担する必要があるが、使っても自動車保険の料率に反映されることはない。
 スタッドレスタイヤを履く道内では飛び石によってフロントガラスが損傷する事故が多いが、保険料率の改定により同損傷で保険を使う場合、これまでの等級据置きから1等級ダウンに変更、ユーザーの負担が増している。ガラス損傷の機会が多い道内では、AIRオリジナル保険が特に重宝されそうだ。
 



車線逸脱の警報装置
―自動車の安全性図り新基準策定―
軽減ブレーキの保安基準も改正
イメージ図
 
 国土交通省は12日、自動車の安全性と国際基準との調和を図るため、乗用車の運転視界に視界を妨げる遮へい物の設置禁止やバス及び大型トラックに備える「車線逸脱警報装置」の新基準策定、同じく大型トラックなどに備える衝突被害軽減ブレーキの性能基準についての保安基準を改正した。
 乗用車の運転視界については、Aピラーによって視界が妨害される許容角度の要件を新たに規定するほか、運転席から左右180度及び一定の上下方向の視野範囲を妨げる遮へい物の設置を禁止する(Aピラー、ワイパーなど除く)。適用は新型車が2016年11月以降。
 またバスと大型トラックに関する安全装置ではまず、車線逸脱警報装置(バス=定員10人以上、トラック=車両総重量3.5t以上)については、車が直線また緩やかなカーブ(曲率半径250m以上)を走行中、車線を逸脱する場合に警報することとし、その方法については運転手が気づく視覚、聴覚及び触覚のうち少なくとも2種類により警報する装置とした。同基準の適合義務は2015年8月1日以降。
 また衝突被害軽減ブレーキは、バスが乗車定員10人以上で車両重量が5t超、トラックは車両総重量8t超車を対象に来年11月1日以降順次義務付。装置には先行車とぶつかる可能性を検知した場合、車線警報と同様に2種類で警報した上で緊急制動させる機能とした。
 

自販連札幌
自販連札幌支部1月統合の室蘭支部
初の合同代表者会議
自動車関係諸税の廃止確認
 
 日本自動車販売協会連合会(自販連)札幌支部(杉本亙支部長)36社は15日、室蘭支部(山野下義信支部長)と平成25年度の合同代表者会議を開催。来賓として北海道運輸局の飯坂清己自動車技術安全部長が臨席した。
 室蘭支部との統合について、一般社団法人に移行を終えたことから自販連本部も承認、札幌支部は今春の総会で来年1月1日に統合することを決めていたことを受け初の合同会議となった。
 

富士重工業 オイル劣化で火災
確実な交換を呼び掛け
 
 富士重工業は、2010年2月に一度警告したエンジンオイルのメンテナス不良による車両火災事故が依然として後を絶たず、改めてスバル全車の確実なオイル交換を整備工場に呼び掛けている。
 エンジンオイルは油量のチェックを日常点検で行うほか、メーカーが走行距離と期間で交換時期を定める。ユーザーが適切な時期の点検整備を怠ると、オイルの劣化により潤滑・冷却不良でエンジンが焼付き破損、最悪の場合は火災が発生する。
 国交省でも昨年7月に“エンジンオイルの劣化が原因で車両火災に至る”再現実験の結果を発表。実験ではオイル交換を怠っている車の状態をオイルストレーナー(吸入口)の目詰まりとして再現、その車が時速20`bの低速運転の途中でエンジンが破損し火災に至ったと報告している。
 今回の訴えでもオイルが劣化、オイルパンに汚泥状のスラッジが堆積しストレーナーを閉塞していた。この結果エンジンは潤滑不良になり、ピストンやコネクティングロッドが焼付き破壊、シリンダを突き破りオイルが飛散し火災に至っている。
 同社では、エンジンオイルとフィルターの交換時期を、国内での標準的な使い方とシビアコンディションに分類して定めており、メンテナンスノートに記載される点検整備方法を確認するよう求めている。

PO=汚泥状スラッジでストレーナが目詰まり焼き付いて壊れたピストンとコンロッド
 

石井産業
目指せノンポリッシュ
石井産業(函館市)
ゴミゼロ提案へ体験講習
 
 自動車用塗料販売のイシイ産業(函館市、石井良夫社長)は17日、“目指せノンポリッシュ作業”をテーマにした作業効率改善の実践講習会を、北海道スバルBPセンター北浜を会場に開いた。函館管内のBP工場経営者など26人が参加し、塗装時の効率的作業を確認した。
 現状の塗装指数では磨きの時間が明確になっておらず、塗装作業に欠かせない磨きについてはサービス的な要素が強く工場のコスト高の要因にもなっている。
 そこで同社では、そもそも磨く必要がない塗装作業の実現に向け、塗装面に不純物が付かない作業として、車や作業者、作業環境の見直しなどの前段階から、マスキングの工夫や塗装時のゴミ削減方法など、すぐに実践可能なゴミゼロ塗装について、実際に塗装作業を行いながら紹介した。
 

冬の踏切事故
防止キャンペーン
9団体が出発式
踏切事故防止
 
 北海道運輸局(小山内智局長)は道や道警、北海道旅客鉄道など9団体で構成する踏切事故防止推進協議会の「冬の踏切事故防止キャンペーン」の出発式を14日、JR札幌駅南口広場で行った。
 北海道における踏切事故は、冬期に多発する傾向があり踏切手前での一旦停止を確実に行うとともに、路面状況に応じた安全運転が求められている。道運輸局では、1993年から同キャンペーンを重点施策として位置付け、鉄道事業者と自動車関係団体などで同協議会を設立し事故防止活動を強化実施している。
 今年度は、冬の交通安全運動期間中の11月14日から23日までの10日間に、道内約20カ所で踏切を通行するドライバーと歩行者にキャンペーングッズやリーフレットを配布して事故防止を呼び掛ける。また、列車内放送や列車、駅などにポスターを掲示するなど啓発活動を行う。
 

ST認定店



コンピュータ・システム診断認定店
優良整備事業者の
積極活用呼び掛け
取得工場をHPに掲載
 
 北海道運輸局(小山内智局長)は、運送事業者などと同様に優良な自動車整備事業者を同局のホームページ(HP)などを通じて広くPRする広報活動を開始した。同局が昨年3月から展開する「優良事業者等利用促進キャンペーン」に、今年度から整備業界で始まったスキャンツールを使い適切な故障診断対応ができる「コンピュータ・システム(C・S)診断認定店」の取得工場を新たに追加したもので、整備業の根幹である技術対応に優れた工場の利用を広く呼びかける。
 運輸業界では規制緩和により多数の新規事業者が参入したことで、事業者間に環境・安全に対する意識や取り組みにレベルの差が発生。ハイタクやバス、トラックの関係団体などでは運輸の基本である安全・環境に優良な事業者を認定する制度を実施しているが、利用者にはこうした制度が十分に理解されていない。
 こうした実態を踏まえ道運輸局では昨年3月、運輸関連事業の一層の「安全の確保」、「環境対策の推進」を図るため、国や関係団体が行う優良事業者の認定・認証制度を道民に広く知ってもらい、その優良事業者の利用拡大につなげようと運輸局長を議長とする「優良事業者等利用促進協議会」を発足、キャンペーンを開始している。
 今回のC・S認定店のPRは、この輪に自動車の点検整備を通じて自動車の安全確保を下支えする整備事業者を新たに加えようとする取り組み。整備業界では高度な電子制御化が進む新型車に対応するため、スキャンツールの活用による故障診断技術への対応が急務となっており、今年度から同整備に対応する要件を満たした工場を認定する制度が始まっている。
 


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