北海道自動車業界のオピニオンリーダー!

タイヤ
バックナンバーロゴ
2月28日
第2319号


トヨタ 長期使用対策へユーザーに啓蒙冊子を配布
道内1月 継続検査台数
北ト協 トランスポートセミナーを開催
ホンダ アルミとスチール接合の新技術を開発
トクシャ トレーラー用リサイクル部品の生産・販売に乗り出す
旭運支局 環境にやさしい事業場を表彰

週間ニュースの詳しい内容は
本紙に掲載しております!!


車検繁忙期に備え
低年式車の整備対応を
ツール活用でユーザーにPR
 
 3月の車検繁忙期を迎え、道内の整備業界では増えている長期使用車への対応が焦点になっている。トヨタ自動車では自社顧客に対してメンテナンスの必要性を訴える「クルマのトラブル防止」とした冊子を今年に入り配布し、点検実施と合わせて定期的な交換の必要性がある消耗部品を“クルマの弱点”として紹介、その車に合った点検・整備・部品交換を啓発している。年度末のこの時期は1年で最も車検台数が増える時期でもあるが、改めて点検の重要性のアピールに加えて、入庫車に対する適切な予防整備を推進していきたい。
 北海道では登録から10年以上が経過した長期使用車の保有割合が全国に比べてもかなり高くなっている。昨年3月末現在の同割合(登録車と自動2輪)は50.9%と初めて半数を超えるとともに全国(39.6%)を10ポイント以上も上回った。
 支局別にみても57.9%の帯広が前年までトップだった沖縄を抜き全国首位、また2位の北見(57.8%)もほぼ同比率で続き、以下4位釧路(55.3%)、5位旭川(53.3%)と上位を独占する状況にある。
 このほかの地域でも半数は下回っているものの、函館(49.7%)や室蘭(48.5%)、札幌(48.1%)の各地域が、ともに前年よりも低年式車の割合が拡大、長期間使用するケースが一層進んでいる。それだけに道内ではメンテナンスの必要な車が横行する実態が浮かび上がっている。
 

車に消耗品の弱点

長期使用対策へ
ユーザーに啓蒙冊子
トヨタ冊子
 
 使用環境の長期化が進行する現況を受けてトヨタでは、自社顧客に対して車のトラブルを防ぐための手のひらサイズのアドバイスブックを配布、定期的な点検と部品交換の必要性を訴えると同時に、同ブックの車への保管を呼びかけている。ユーザー向けに点検の必要性を直接訴えるのは08年に続く取り組み。
 冊子ではベルトやホースパッキンなどのゴム部品が時間経過とともにモロくなることや、油脂類は長期使用による劣化で性能低下や故障の原因になることなどを明記。性能が向上する現在の車にも、消耗品という弱点があることを示した。
 

7支局で前年超え
道内1月 継続検査台数
 
 道内1月の継続検査台数は、総数で前年実績を上回り、対前年で3,485台多かった。登録車は2,761台増加、軽自動車は724台増えた。総数に占める軽の検査比率は27.2%(前年は26.4%)と0.2ポイント減った。
 北海道運輸局と軽自動車検査協会札幌主管事務所によると、登録車が対前年比4.5%増の63,664台、軽自動車は同3.1%増の23,792台、総数は4.2%増の87,456台だった。
 

トランスポートセミ
過去にとらわれず
教訓活かし挑戦を
北ト協 トランスポートセミ
 
 北海道トラック協会(杉本守巧会長)は第34回「トランスポートセミナー」を25日、慶應義塾大学教授の金子勝氏を講師に招き、ホテルポールスター札幌で開催。全日本トラック協会、札幌地区トラック協会と共催する恒例の研修会で、今年は「これからの日本経済と企業経営」をテーマに実施した。
 金子氏は「今の日本は崩壊している。新政権になったからと浮かれていてはダメ。日本が本当に立ち直るために必要なことは、バブル崩壊の30年を取り戻すのではなく、世界競争からなぜはみ出たか、過去の構造改革で起きた不具合などを客観的にとらえ、政権の行方を見守る冷静な視線が大切。昨今の円安、株価高騰などは一過性の出来事と捉える必要がある」と指摘し、21世紀はローカル(地方)の民主主義を構築し、財源、権限の分散で、地方に波及した需要を満たすための、政府の投資が必要と締めくくった。また、日本が遅れをとったIT関連など、新しい技術への挑戦と世界の動きの大切さも付け加えた。
 

アルミと 接合の新技術を
スチール
ドアパネルに一部採用
ホンダ 量産車に順次拡大へ
 
 ホンダはスチールとアルミを結合する技術を新開発し、世界で初めて量産車のドアパネルに採用したと発表した。
 スチールとアルミの異種金属の結合には、異材を繋ぐ技術のほか、サビ(電食)防止や膨張率の違いによる熱変形を防ぐ技術を同時に確立する必要があるという。
 同社では新たに3つの技術を新開発しドアパネルの一部にアルミの採用を可能にした。
 

トレーラー用リサイクル部品
トクシャ
(苫小牧)
生産・販売に乗り出す
低年式車整備に対応
トクシャ
 
 大型車用部品販売、またトレーラー部品メーカーのワブコ代理店であるトクシャ(本社=苫小牧市、坪野廣明社長)が、トレーラーに特化したリサイクル部品販売に乗り出す。在庫部品を充実させるために同社札幌営業所(長谷川正亮所長)を従来よりも広い市内白石区中央1条4丁目3番62号に移転するなど、本格販売に向け動き出している。
 同社は大型車・トレーラー用の各種部品販売をメインに、商用車のブレーキシステムメーカーのワブコ代理店やヘンドリクソン社製のアクスルやサスペンションの取扱い、さらには大型車関連の同社オリジナルのリビルト部品も取り揃えている。
 今回のリサイクル部品販売は、得意とするトレーラー関連の商品拡充を図る目的で開始、従来の新品及びリビルト部品にリサイクルパーツを加えることで扱い部品の充実を図る。
 詳細については同社(0144)55―9091、札幌営業所(011)820―7007まで。
 

旭運支局
環境にやさしい車販
整備7事業場を表彰
=旭川運輸支局=
  旭川運輸支局(高橋博之支局長)は20日、平成24年度の「環境に優しい自動車販売・整備事業場」表彰式=写真=を旭整協ビルで執り行い、環境保全に配慮している管内7事業場を表彰した。
 本年度の受賞事業場は、旭川地方自動車整備振興会会員2事業場、旭川地方自動車車体整備協同組合会員4事業場、北海道中古自動車販売協会旭川支部会員1事業場の計7事業場。
 受賞事業場次の通り。
 サナダ自工(留萌)千代田自動車工業(旭川)大成車体工業環状店(同)斎藤自動車整備工場(同)小鳩自動車工業(同)藤野自動車ボデー(名寄)モータープロジェクト(旭川)
 

car-ani