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タイヤ
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3月14日
第2321号


国交省 故障診断システム構築を指摘
自販連旭川 交通安全推進大会を開催
自販連札幌 今年も『人の波運動』の実施を決定
自動車整備技術高度化検討会 車体整備士体系への検討の必要性を示唆
札軽協 恒例の軽フェアを来月13、14日で開催
カローラ室蘭 創立50周年記念式典を挙行
検査法人道検査部 ブレーキ検査でパイプ破裂相次ぐ

週間ニュースの詳しい内容は
本紙に掲載しております!!


2012年 業態別適合証の交付状況
部用品店11.8%増
工場当りはGSが首位 道運輸局
専業・ディーラーは前年比微減
 
 全道的にマイナス基調にある車検市場においてカー用品店の扱い台数が増加している。北海道運輸局がまとめた昨年1年間の「業態別適合証交付状況」によると、業態別の総数はトップのディーラーや専業に及ばないものの、1工場当りの取り扱い台数でみると首位のGS(ガソリンスタンド)に次ぐ2位にランク。しかも微増ながら業態別で唯一前年台数を超えるなど、競争が激化する車検市場でその存在感が確実に増してきた。
 カー用品店の車検市場参入は、1997年(平成9年)に創設された専門認証制度がきっかけ。
この規制緩和策により新たなビジネス拡大を狙うGS、用品店がこぞって同資格を取得。その中には資格要件を整え一気に指定化した工場もあるなど車検受注を本格化してきた。
 昨年の適合証の交付状況を1工場平均(690台)でみると、トップがGSの1,672台(前年比4.3%減)で次いで部用品の1,070台(同0.2%増)、ディーラー797台(同1.4%減)、専業538台(2.2%減)、自家372台(11.7%減)と続く。業態別では唯一部用品店が前年台数をクリアしている。
 部用品店の過去の実績をみると、01年の1工場当たりの平均台数が323台で、それから3年間は300台で推移。翌04年が433台、05〜07年からは500台規模、以降08年からは100台増しで台数が伸び続け、11年(1,067台)にはついに1千台を突破した。
 

国交省 ST・ファイネスで連携
故障診断システム構築を指摘
 
 国土交通省は4日、整備業界の新技術対応の在り方を示す「第7回自動車整備技術の高度化検討会」を開き、スキャンツール(ST)と日整連の技術情報ネットワーク「FAINES」の連携や整備情報共有化といった整備業のIT化、また1級整備士の取得優位性に関する方策などを盛り込んだ同報告書の骨子案をまとめた。報告書は年度内に取りまとめ今後の整備高度化対応に反映させていく。
 具体的にはSTで正常な車両データをファイネスから入手し、不具合車の故障データとの診断を可能にする。またSTで比較診断した内容とその結果を故障診断事例として蓄積して整備工場間で情報共有する仕組みも必要とした。
 一方、汎用ST普及の課題として「標準仕様」の分りやすい表記も浮上。標準仕様ではその機器に「機能」「価格」「品質」の要件を求めているが、これらを満たさない製品でもツールメーカーの独自判断で“国交省標準仕様に準拠”と販売しているものがあり確認の問い合わせが増えている。このため「標準仕様準拠」の基準作りとそれに合致しているか否かの表記についても今後検討することにした。
 

無事故・無違反100%を
自販連旭川 交通安全推進大会
自販連旭川
 
 日本自動車販売協会連合会旭川支部交通安全推進協議会(石原一智会長)は7日、平成25年度交通安全推進大会を旭整協ビルで開催=写真。「セーフティラリー北海道2012」の達成チーム表彰(按分表彰20枠)、優良販社体験発表、安全講話、交通安全宣言を行い、無事故無違反に向けた新たなスタートへ気持ちを引き締めた。
 

自販連札幌
今年も『人の波運動』
自販連札幌 皮切りは4月4日
 
 自販連札幌支部(杉本亙支部長)は6日、セイフティアドバイザーチーフを札幌自動車会館で開き、交通安全対策の柱である2013年度「交通安全人の波運動」の実施を決めた。今年も4月を皮切りに開催を例年の6回とし、それぞれの本社並びに各拠点周辺の幹線道路沿いに交通安全旗を掲げ立ち、通過する車のドライバーに安全運転を呼び掛ける。
 

自動車整備技術高度化検討会
車体整備士体系の検討必要
新ボディ・構造に対応を
 
 国土交通省の自動車整備技術高度化検討会は4日に開いた会議で、整備業界の人材育成について新技術に対応した高度な知識と技能を持つ1級整備士の育成は不可欠とし、整備士資格で1級と2級の資格要件に差がない現状の見直しを指摘。このため1級整備士には「自動車検査員」資格取得の優位性を図ることを求めた。
 さらに整備士の養成課程では、ABSなどの安全技術やアイドリングストップなどの環境技術、さらにHV、EVの代替燃料技術に対応した教材などの改訂が必要とし、1級、2級、3級の全体像やバランスを考慮したうえで改訂作業を進める必要性を指摘。
 さらに特殊整備の新技術対応では、電装品整備業ではHV、EVの機能・構造に対応した整備方法、また車体整備業では車体材料や構造に対応した整備方法など、求められる知識や技能が急速に変化していることを踏まえ、車体整備士など特殊整備士体系の検討が必要としている。
 

恒例の軽フェア
来月13、14日開催
札幌軽自動車協会
 
 札幌地区軽自動車協会(石川仁会長)が主催する「2013年春の軽自動車フェア」が4月13、14日の2日間、アクセスサッポロを会場に開かれる。期間中は多くの市民に軽自動車の魅力をアピールする。
 同フェアの開催は今回で通算38回目。毎年この時期に開き、イベントを通じて軽自動車の普及活動を展開している。今回も軽扱いの全7メーカーの販売店各社が参加し、最新モデルの新車約90台のほか、屋外には厳選した優良中古車を約180台展示する。
 

カローラ室蘭
カローラ
室  蘭
創立50周年記念式典
地域に愛される販社へ
さらなるCS、人材育成で
 
 1963(昭和38)年4月の創業から今年で半世紀を迎えるトヨタカローラ室蘭(山野下義信社長)は4日、創立50周年記念式典を苫小牧のグランドホテルニュー王子を会場に開いた。トヨタ自動車カローラ店営業部の河崎俊哉部長や札幌トヨタグループの相茶俊介会長、また歴代社長や役員が顔を揃えたほか、管内9拠点の全社員など約200人が出席し、同社半世紀の節目を祝った。
 同社は63年4月、パブリカ室蘭として創業、管内の苫小牧、静内、伊達に拠点展開するとともに、初年度に286台の販売実績を上げた。それ以降、69年に現社名に変更したほか、他社に先駆けた電算化やパソコン導入、管内の9拠点ネットワークなど、揺るぎない大衆車“カローラ”とともに管内ナンバー1ディーラーに成長、昨年5月には累計販売台数が13万台を超えている。
 

ブレーキ検査でパイプ破裂 検査法人
道検査部
札幌で4件 慎重な点検を
腐食が原因
ブレーキパイプ
過酷な状況にさらされている
ブレーキパイプ
 
 検査場で受検する車にブレーキパイプの破裂が相次いで起きている。検査法人では、昨年検査中にパイプが破裂した車が確認されているだけで4台にも上っている。使用状況や走行距離、冬期に散布される凍結防止剤など様々な要因が重なりパイプが腐食、制動力検査のため通常より強くペダルを踏んだことにより弱くなった部分が破損したとみられる。路上で急ブレーキを掛けたときにパイプの破損が発生すると大事故に直結するだけに、検査官も受検した事業者も「ユーザーに納車する前で良かった」と胸をなで下ろすが、現実にあってはならない事が目前で起こっている。
 ブレーキパイプ破裂の原因は、ブレーキフルードの劣化で水分による内部からの腐食や、アンダーボディーと同様、冬期の凍結防止剤により外部からのサビが進行し腐食することなどが考えられる。
 またユーザーの使用状況によっても異なり、高速道路走る機会が多い車ほど「塩害」を受ける率が高まり、更に使用期間が延びればそのリスクはますます高まる。
 整備不良が原因の事故を調査する交通事故総合分析センターでは、使用経過年数が長くなるにつれ同事故が増える傾向にあり、使用が10年を超えると急激に増加するとの分析結果をまとめている。
 

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