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7月 4日
第2335号


札運支局 夜間街頭検査実施で違法車6台に整備命令
自動車検査法人 検査場で発生した不当要求12年度まとめ
国交省 整備技術高度化検討会開かれる
札整振 応用研修後初の認定証交付式
JAF 子供の車内置き去りに注意喚起
全軽自協札幌 軽自動車普及へ女性に対し意識調査
北海道自動車整備大学校 不正車排除へ初の出前講座
釧根ト協 業界PRへポスター作成
JAF札幌・旭川 NEXCOの路上作業安全訓練に参加

週間ニュースの詳しい内容は
本紙に掲載しております!!





今年度の指定事業者監査重点方針
工場を特定して監査
口頭注意や検査台数でメリハリ
 
道運輸局  北海道運輸局は指定整備工場に対する今年度の監査について、過去に口頭注意などを受けている事業者や検査台数の多い工場を重点的に訪問する方針を固めた。従来のように指定工場を地域別に分けて単純に訪問するのではなく、これまでの監査結果から指導が必要と思われる工場や、間違いが発生しがちな適合証交付件数の多い工場を主体に監査を実施、小さなミスを無くしていくことで重大な違反を未然に防止する考え。
 各運輸支局のスタッフが指定工場を訪問するパトロール監査は毎年、道内にある全指定工場(5月末現在では1,820工場)を対象に実施している。回数は原則として1工場年2回としているが、今年度は単純な回数だけに捉われることなく、監査業務にメリハリを付けて行う計画。
 具体的には、これまでの監査で繰り返し口頭注意を受けたり指摘事項が多かった工場のほか、ミスが発生しがちな検査台数の多い工場を重点的に歩く。さらには風評の出ている工場も積極的に訪問、事業場との情報交換から指定業務の適正化を促す。
 また5年に1度は関係書類などの確認範囲を広げる基本監査を各工場に対して行う一方で、指摘のない優良事業者については現地訪問をしないで関係書類を持ち込んでもらうのみの監査(書類監査)にも対応する。
 

夜間街頭検査
違法6台に整備命令
札幌運輸支局が夜間街頭検査
改造車も低年式化
 
 6月を強化月間に取り組む「不正改造車排除運動」の展開に合わせて、道内の各運輸支局管内では街頭検査を順次実施している。期間中、北見支局(福田昇支局長)、札幌支局(野崎次夫支局長)では日中と夜間街頭検査を行うなど7支局合わせて16回の検査を実施した。また、今月は不正軽油防止強化月間に連動した路上検査も5支局で計画している。
 今年度の排除運動では引き続き@灯火類の色A窓フィルムB基準外ウイングの取付けC消音器の切断・取外しDタイヤの突出Eダンプ車の荷台さし枠の取付けや不正な二次架装F前面ガラス等への装飾板の装着G速度抑制装置の解除・取外しHディーゼル黒煙など――を重点項目に掲げこれら違反車の排除に取り組んでいる。この中で北見と札幌の2支局は改造車排除に効果的な夜間街頭検査を実施。北見は先月7日に7台を調べ6台に整備命令を出した。
 

不当要求目立つ代行業
12年度 自動車検査法人まとめ
説明・合格強要が6割占める
不当要求行為の内訳
内訳グラフ
 
 自動車検査独立行政法人は、2012年度に全国93カ所の自動車検査場で発生した検査員に対する暴力、脅迫、強要などの不当要求行為をまとめた。それによると同行為の総件数は前年比56件減少の171件と07年の667件をピークに5年連続で減少するとともに、02年の法人設立後最低の件数に留まった。同法人では「組織的で毅然とした対応の徹底による効果」とみている。
 不当行為は法人設立の翌年から07年度までは毎年全国で600件前後発生していたが、07年をピークに減少、12年度は過去最低の件数になった。このうち警察の出動件数についても18件とこれまでで最も少なく、最多だった初年度の02年度(65件)に比べ3分の1に縮小した。
 不当要求行為で最も多いのが全体の4割強を占める“説明強要”の73件で、次が同2割弱を占める“合格強要”の30件、以下“脅迫・威圧”が26件、“時間外検査の強要”の16件などと続く。また“暴力行為”も4件発生。不合格判定や改善方法の説明に対して受検者が逆上、検査職員に対して蹴りかかるなどの暴力を働いたもので、うち2件が刑事事件となり職員の大腿部を蹴った1人が公務執行妨害で刑事罰が確定している。
 また同行為の受検者別の内訳をみると、全体の半数強の52%が受検代行業で次にユーザー本人約33%、整備工場が12%。代行業とユーザーの割合は過去最高で、その分工場の比率はこれまでで最小になった。
 

ST・ファイネス連携を
国交省 整備技術高度化検討会
全車種の整備情報掲載へ
1級取得の優位性検討
 
 整備業界の新技術対応の在り方を示す国土交通省の「自動車整備技術の高度化検討会」は先月開いた第8回会合で、スキャンツール(ST)を活用した整備業界の方向性と、1級整備士を活用した人材育成の方向性について報告書をまとめた。ST活用では日整連の整備情報システム“ファイネス”と連携させ、あらゆる車の点検整備を確実に実施できるシステム構築を指摘。また人材育成では進展する整備技術に対応するためにも1級整備士の養成が不可欠で、1級取得に優位性が出る仕組み構築も求めた。また会議では1級整備士に関するアンケート調査結果(別項)も報告した。
 車の安全・環境性能の向上に伴って新技術搭載が進んでいる。先進装置の性能維持には適切な点検整備が必須で、業界では故障診断し必要な整備を行える汎用型STの活用促進や整備士の技能向上など人材育成が重要だ。このため同省では具体的対応策を検討する同会を11年に立ち上げ高度化対応を議論してきた。
 まとめた報告書は大きく@整備高度化に向けた環境整備の方向性A同人材育成の方向性の2点を整理。まず@では点検整備の高度化に的確に対応する上で、インターネットによる整備情報の取得が必要とし、ファイネスとSTが連携し点検整備を的確にできるシステム構築を指摘。
 具体的には正常な車両データをファイネスから入手し、不具合車の故障データとの診断を可能にする。またSTで比較診断した内容とその結果を故障診断事例として蓄積して整備工場間で情報共有する仕組みも必要とした。
 

応用研修後初の交付式
コンピュータ・システム認定店
札整振 19事業場認定
ST認定店
 
 札幌で5月の認定に続き、応用研修修了後初の「コンピュータ・システム認定店」認定証交付式が行われ、新たに19事業場が認定された。札幌地方自動車整備振興会(柿本純会長)は先月27日、初のスキャンツール(ST)応用研修後に認定要件を満たした工場に対する認定証交付式を同会で開き19事業場を認定した。これで管内の認定店は合わせて25事業場になった。
 この日は10事業場が参加、同会の佐藤廣紀専務が認定証をそれぞれに手渡した。
 

子供の車内置き去り
全国で4 7 0件発生
J A F
 
 日本自動車連盟(JAF、小栗七生会長)は、気温が上昇するシーズンを前に、子供など熱中症事故防止を呼び掛けている。2012年7月1日〜8月31日の2カ月間でJAFが出動した「キー閉じ込み」救援のうち、子供が車内に置き去りのケースが全国で470件、うち道内では12件発生した。
 「少しの時間だから」「寝ているから」と車を離れることは、ドアロックのトラブルだけではなく、命に関わる熱中症を引き起こす事故につながる。昨年実施した車内温度の検証テストによると、気温35℃の炎天下に駐車の車内熱中症指数は、窓を閉め切った状態でエンジン停止後、わずか15分で人体にとって危険なレベルに達することが解っている。
 

女性のイメージに差
全軽自協
札  幌
軽普及へ意識調査
 
 全国軽自動車協会連合会(小谷忠幸会長)が展開する、軽自動車普及促進に向けた「北海道こそ、かしこい軽!」キャンペーンの一環として札幌地区軽自動車協会(石川仁会長)は先月29日、女性一般ユーザーの軽自動車に対するイメージを調査する「グループインタビュー調査」をパークイースト札幌で実施した。
 同協会では、今年3月に軽と小型車を乗り比べる「雪道体感比較テスト」に実施に始まり、各地の「軽自動車フェア」での来場者アンケートやインターネット意識調査、今回の「インタビュー調査」で得た果をまとめ、今秋には、会員の販売促進に利用できるパンフレットやDVDを作製する予定だ。
 キャンペーンは、かつての「走れば良い」「安全性に不安がある」など軽のマイナスイメージを払拭し、登録車に引けをとらない進化した軽の走行性能や安全性を一般消費者にアピールすることによるイメージアップで普及拡大を目指すのがねらい。
 この日は、ほぼ毎日車を使う一般の女性ドライバー12人を無作為に抽出、年齢層で20〜30代と40〜60代の2グループを、午前と午後に分けて調査。コーディネータの提示するテーマに沿って軽に対するイメージをそれぞれ話し合った。
 

整備大学
不正車排除に
初の出前講座
北海道自動車整備大学校
 
 北海道自動車整備大学校(吉田孝弘校長)は先月25日、在校生を対象に札幌運輸支局(野崎次夫支局長)の「出前講座」を実施し約200人が受講した。このほど、不正改造車を排除する運動の一環で札運支局の取り組みに賛同し、整備士を志す学生には教員の指導に加え、支局専門官の訴えは彼らにより深く響くと期待して依頼した。
 講座は同校系列校の体育館で行われ、講師は同支局の加藤孝広首席陸運技術専門官。加藤首席は「将来は整備士を目指す皆さんだからこそ正しい知識を身に付け業界で活躍してほしい。たとえ学生でも、業界の一員として友人や知人の車が不正改造にならないよう、アドバイスしてほしい」とし、窓フィルムやタイヤの突出、最低地上高など不正改造になりやすい事例を示し説明した。
 受講した学生は、専門官が講師ということもあり、緊張した面持ちで説明を聞いた。
 同校の教育方針は、卒業生を整備士として社会に送り出すことから、法令順守は授業や普段の生活でも徹底している。
吉田校長は「本学と支局がタイアップするのは初めて。学内でも不正改造に対して細かく教育しているが第三者の指導で相乗効果が高まり、学生の心に響くことを期待している。自動車業界で働く人間として、今から注意できる立場になってほしい」と話し、適切な判断のできる人材として活躍できるよう普段から熱心な教育を行っている。
 通学に車を使う学生は約半数おり、その許可を得るためには保安基準に適合していることは最低条件で、車の状態は定期的に教員が目を光らせている。
 同校は2000年4月に札幌電子専門学校の「自動車整備学科」として開学、現在まで一級整備士約60人、二級整備士約700人を輩出し、その多くが業界で活躍している。
 

市民生活支え
安全輸送PR
釧根ト協
釧根ト協ポスター
 
 釧根地区トラック協会(北原啓道会長)はこのほど、トラック輸送事業への理解と交通安全PRを兼ねたポスターを製作した=写真
 トラック事業者及び従業員は、毎日の市民生活に欠かすことのできない生活物資を輸送し、安定供給を図るため日々の業務に従事している。しかしコンビニ、スーパーなどの店頭に並んでいる商品のほとんどがトラックで輸送されていることが、市民の間ではまだまだ理解されていない。
 そこで、同会は今まで青年部会独自で行ってきた交通安全啓発運動を、一般社団法人化に伴い協会全体で取り組むことで地域社会に対し、交通安全と安定輸送への理解促進に繋げていくことにした。
 

JAF合同訓練
路上作業安全訓練に参加
JAF札幌・旭川が
 
 JAF札幌支部(原田彦エ門支部長)とJAF旭川支部(石原一智支部長)は先月27日、NEXCO北海道支社滝川管理事務所構内に於いて(株)ネクスコ・サポート北海道(堀茂幸社長)が主催する「第5回路上作業安全訓練会」に参加した=写真
 この訓練大会はネクスコ・サポート北海道各事業所隊員が関係機関と連携し、高速道路に於ける迅速かつ適切な事故処理を日頃から的確に行えることを目的としたもので、JAF両支部隊員が道警本部高速道路交通警察隊と共に参加、実践さながらの訓練は直線で勾配なしの2車線及び非分離2車線を時間交通量500台とし、実車5台を走行させ“わき見運転による車両2台の接触事故”の想定で実施された。
 訓練は追越し車線、路肩及び走行車線の両車線を塞いだ状態で@ネクスコ隊員が先着し現場の第一処理を行うA途中から高速隊到着、臨場して共同で前面通行止めの交通規制を実施、同時に事故を起こした両ドライバーの怪我の有無、安全を確認し車輌を安全な場所へ移動BJAF到着後速やかなレッカー異動を開始、各隊員達は手際良く声を出しながら連携を図り、合同訓練を終了。
 

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