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タイヤ
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12月 4日
第2399号


国交省 離島の車検手続き緩和へ
機工協 機械工具の老朽化進み売上5年ぶり1億円超に
全軽自協 軽自動車理解促進キャンでのネット調査結果公表
育もう!未来の整備士 帯自協青年部や函整振が職業体験
道運輸局 公共交通を考えるシンポジウム開催
ELV機構道ブロック 希少金属初の自主回収を実証から事業化へ

週間ニュースの詳しい内容は
本紙に掲載しております!!


BP高度化対応へメス
技術・教育・資格の在り方勉強会
業界姿勢見直す機会に
日 車 協 連 ・ 国 交 省
 
 修理技術の高度化や環境対応など取り巻く環境が激変するBP業の高度化対応へ、日本自動車車体整備協同組合連合会(馬場茂会長)と国土交通省が先月26日、初の「車体整備業の高度化・活性化に向けた勉強会」を同省で開いた。会では車体整備関連の技術高度化への対応策や人材育成のあり方、安全・安心な車体整備の確保――の大きく3点を検討項目に、今後、月1回ペースで会を開き、業界が進むべき方向性を整理する。車体業界では技術対応や資格問題などの課題に対し業界内の温度差が激しく、今回の勉強会は車体整備業界全体の在り方を総合的に見直す絶好のチャンスといえそうだ。
 
安全・安心な車体整備確保へ
 車体整備業の技術高度化については、自動車整備業界の新技術対応の在り方を示す同省の「自動車整備技術の高度化検討会」が昨年9月にまとめた報告書でも指摘されていた案件。自動車整備と同様、事故車を修復するBP業でも、普及するHVならではの技術対応や低燃費化による車体材料と構造変化に対応した修理方法など、求められる知識や技能が変化しており、車体整備士体系の検討が必要とされていた。
 特に超高張力鋼板の主要骨格採用に伴うスポット溶接機の活用や素材に合わせた接合条件の把握、また車の電子制御化に伴って車体業界でもスキャンツール(ST)の活用が必要になっている。
 こうした業界の変化に伴い、今回新たに設けた勉強会では、大項目で@車体整備技術の高度化A人材育成のあり方B安全・安心な車体整備の確保――の3点について検討する。
 

国交省 2カ月前から受験可能
離島の車検手続き緩和へ
 
 国土交通省は、離島の車検に係る負担軽減を図るため、現在、車検有効期間満了日の「1カ月前」から更新手続きができる期間を「2カ月前」までに延長する。この取り扱いは今年9月に発表した離島の車検業務の負担軽減策の一つで、来年4月1日から施行する。
 離島で使う車の車検は本土にフェリーで輸送するなど負担が大きく、これまで一部で負担軽減を求める声が出ていた。9月発表の対策では@ニーズに応じた出張検査の実施A車検を受けられる期間の延長(1カ月を2カ月に)B災害特例の柔軟な適用(台風でフェリー欠航時の有効期間の弾力的延長)C相談窓口などの設置(地方整備振興会で島民向けに臨時相談所を設置)――を掲げている。
  

5年ぶり1千億円超


機械工具の老朽化
ディーラー中心に設備投資
 
 新型車に次々と搭載される電子制御の衝突被害軽減ブレーキ、横滑り制御装置など、故障診断機(ST)を持たずしての車修理は非常に厳しい整備工場の環境に加え、工場内のリフトはじめ検査機器類などの老朽化も進み、機械工具類の入れ替えも増加傾向にあるようだ。
  

全軽自協 ネット調査結果まとめ
6割が複数台保有
経済性・操作性に魅力
 
 全国軽自動車協会連合会(松村一会長)が札幌地区軽自動車協会(細田真一会長)と協力して推進する軽への意識向上と普及を目的とする「軽自動車理解促進北海道キャンペーン」の一環で実施したインターネット調査結果をまとめた。
 キャンペーンはターゲットとする20〜60代の女性に対し「軽の魅力を訴求する」伝達手段としてTVやラジオCMなどマスメディア活用。また使用実態や購買意欲、キャンペーンの浸透度などを調査するため、女性会員登録が圧倒的に多いウェブサイト「ママNavi」でアンケートを実施した。
  

帯自協青年部
育もう!!未来の整備士
「おびひろキッズタウン2014」
職業体験のブース出展
帯 自 協 青 年 部
 
 帯広地方自動車事業協同組合青年部(金尾泰明部長・UDトラックス道東)は先月29日、とかちプラザで開催された子供たちが職業・社会体験する「おびひろキッズタウン2014」に初参加“、お仕事ブース”に自動車整備工場を設けて子供たちに整備士の仕事の体験機会を提供した。
 整備業界でのこのような活動は全国的にも珍しいといい、会場には日本自動車整備振興会連合会から事業課の與戸敬係長と広報課の小湊渉係長が取材等に駆けつけた。自動車整備士の仕事を伝えるオリジナル小冊子を管内小学校に寄贈するなどの取り組みを進めている同青年部では、「冊子を通じて車の整備を見聞きするだけでなく、実際に車に触れて体験してもらえる機会」(金尾青年部長)と、キッズタウンの参加をこれまでの活動の延長に捉えている。
 
業界に興味を持って
函整振 中学生に職業体験
函整振
 
 少子化の影響もあって全国的に整備士不足が顕著となる中、函館地方自動車整備振興会(河村祥史会長)では、中学生に自動車整備の仕事を伝える職業体験を9〜11月、合わせて5回実施した。
 職業体験は会員工場からの要請をきっかけに数年前から継続。今年も市内の北や大川、亀田など中学校5校から延べ19人の2年生を受け入れ、自動車の構造や検査、整備業の仕事、整備士の役割など業界全般に関する内容を発信した。
  

交通シンポ
自治体に交通窓口≠
道運輸局
公共交通を考えるシンポ
成功事例から地域交通学ぶ
 
 人口減少や少子高齢化の進展で公共交通事業を取り巻く環境が厳しさを増す中、成功事例や地域交通活性化再生法を踏まえ街づくりと交通を考えるシンポジウム(主催=道運輸局)が先月27日、アスティ45ビルを会場に開かれ、参加した約200人の自治体関係者や交通事業者がそれぞれの地域での公共交通の在り方を模索した。
 

ELV機構
道ブロック
希少金属 初の自主回収
実証から事業化へ
32社で243万円相当回収
ELV機構道ブロック
回収したコンピュータ基板。
金などの希少金属が含まれている。
 
 日本ELV機構北海道ブロック(石上剛ブロック長)は、使用済車から希少金属を取り除く今年度分の回収事業の結果を取りまとめた。全道各地から参加した32社で回収物品のコンピュータ基板(エンジンとエアバッグ)とエアバッグカプラ、Oセンサー(A/F含む)合わせて2,430,000円相当を回収した。
 希少金属の回収事業は環境省の委託のもと、実証事業を含めて過去3回にわたり実施してきた。使用済車にはベースメタル(鉄、アルミ、銀、銅など)のほかに、希少金属の白金類(金、白金、ロジウム、パラジウム)がエンジン及びエアバッグコンピュータやカプラー類、Oセンサーに含まれていることを実証実験から確認しており、その後、2回にわたる補助事業から希少金属回収の事業化を模索。
 道ブロックではこれら回収事業結果を踏まえ、今年度初めて自主的に3品目の回収を行った。結果はコンピュータ基板が3,008kg(1,850,000円相当)、エアバッグカプラが368kg(150,000円)、Oセンサーが620kg(430,000円)に上った。
 

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